市条例で定められた地域内の良好な住環境の維持のため、活動しています。
地域内の環境を悪化させることが想定される元石川線貫通を、将来にわたって阻止する為に設置されました。
地域住民が互いに助け合う自主的な防災ための訓練や情報発信などの活動を行っています。
委員会の目的
元石川線貫通阻止委員会は、区域内の環境を悪化させることが想定される元石川線貫通を、 将来にわたって阻止する為に設置されました。
活動の歴史
美しが丘中部自治会が都市計画道路元石川線の貫通に断固反対する旨、行政当局へ伝え続けて約半世紀になります。
横浜市は以前よりこの一連の活動に一定の理解を示し、昭和54(1979)年には市長名で「関係住民の同意なく元石川線貫通に直接関わる事業は実施しない」方針を文書で示しました。
私たちが一貫して元石川線貫通に反対し続けてきた主な理由
・ 川崎市は1972(昭和47)年に、住宅専用地域だった地域を住民に相談することなく商業 地域に変更して、流通センターを建設しようとしました。結果的に流通センターの計画 は変更されましたが、1976年には北部卸売市場に形を変えて計画は再浮上しました。
・ 川崎市は北部市場開設の際に交わされた「元石川線は貫通させない」という約束を反故にまでして現在も貫通を目論んでいます。
・ 街の中央を走ることになる「元石川線」は産業道路/幹線道路に他ならず「よい住環境 のまち」づくりを増進し、保全しようとする私たちの目的だけでなく、横浜市が推進す
る環境政策とも相入れず「まち」の分断を招きます。
・ 元石川線が都市計画道路として決定されてから半世紀が経ち、社会構造は加速度的に変化を遂げました。そんな現在においてもまだ半世紀前の計画に基づいた道路計画を遂行 しようとする姿勢に論理的整合性があるとは思えません。
・ 「まち」を分断する幹線道路は圧倒的な交通量の増加を引き起こし、幼稚園児・小中学生の通園・通学に大きな危険をもたらし、この道路を日々の生活や散歩に利用する高齢者、障害者にとっても何ら利益をもたらさないと思われます。
2021年に実施した署名活動では90%以上の住民が元石川線貫通反対に賛成したことが示すように、私たちの反対運動は限られた集団の短期的な利益のためのものではありません。約半世紀にもわたる先人たちの思いも引き継ぎつつ、住民の総意として、この地に住み、生活を営む人のための豊かな環境を、未来を担う人々のために維持・保全すること を目的とするものです。